iPhoneでダイビング気分が味わえる。水中カメラマン「中村宏治」撮影・監修 フィッシュウォッチングガイドです。世界を代表する水中カメラマンが40年かけ、日本の近海235種類の泳ぐ魚の姿を収録した、珍しい野生の魚の写真集です。
人気の「マンタ(オニイトマキエイ)」、撮影が極めて難しい「マダイ」、ダイバー憧れの「スミレナガハナダイ」、「アンコウ」等の深海魚やクマノミ種の熱帯魚など、貴重な写真の数々を掲載。
写真とあわせて、撮影地・大きさ・英名・学名・中村宏治のコメントを掲載しています。水族館では見ることのできない、魚本来の美しさ、自然の魚の姿をiPhone/iPod Toichで手軽にご堪能いただけます。
▼▽中村 宏治▽▼ プロフィール
1947年、東京生まれ。中央大学卒。18歳の時にスクーバダイビングを始め、海洋生物の権威、益田一氏に師事。伊豆海洋公園をベースに、水中撮影を学ぶ。
1978年に、日本水中映像(株)を設立。映画、テレビ、CM,大型展示映像等、あらゆる分野の水中映像で、多くの作品を手がける。
現在、NTV「世界一受けたい授業」(講師)、CX「ベストハウス1,2,3」などに出演中。また、アメリカ、イギリス、フランス、カナダ等、海外の映画、テレビ゙の水中撮影も担当し、世界で活躍している。
【著書】
「サメが生まれた」 新日本出版
「アザラシのカンニングペーパー」 マリン企画
「城ケ崎 海底楽園」 海遊舎
「さかなの街」 東海大学出版(共著)
「自然冒険図鑑 海を楽しむ」 岩波書店(共著)
「海の扉をたたいてごらん」 扶桑社(共著)
「コブダイ・弁慶の海」 そうえん社
「サンゴの森」 そうえん社(共著)
【映画】
「ラッコ物語」 東宝
「マリリンに逢いたい」 日活
「彼女が水着にきがえたら」 東宝
「リトル・シンドバット/小さな冒険者たち」 東映
「大病人」 伊丹プロダクション
「男はつらいよ寅次郎紅の花」 松竹
「Ashes and Snow」 監督:グレゴリー・コルベール
-「海」は面白い。何が面白いの?と聞かれたら、躊躇いなく、「海には数多くの生物が棲んでいるからだ」と答える。人類にとって、未知の世界である「海」に棲む生物たちを知る事は、まずその名前を知る事から始まる。名前を覚える事により、魚たちは未知の生物から生物分類学上に確固たる地位を持つ1種類の魚として、人々の記憶に登録されていく。堅苦しく聞こえるが、魚たちの名前を憶える事は、魚たちを愛する事、彼らが棲んでいる海環境を大切に思う事のスタート点である。本フィッシュウォッチングガイドが、少しでも魚たちの名前、生態に関する知識を、皆様の記憶の中に積み上げていく一助となれば幸いである。